2005年10月26日

NNNドキュメント'05-解かれた封印 雲仙・大火砕流 378秒の遺言

概要:30000/1001カメラ撮影素材にpullupを使ってみる。
タグ:[実写][x264][mp4][2pass][pullup][filmdint]
filmdintで不可解なアーティファクト (生成物)が出たため、pullup使用。
素材でインタレ縞が出る部分で細かいブロックノイズが頻発。l5では色ボケが、mdでは輪郭ジャギが目立つため、pullup使用。
さらに、公 式サイト " 8.5. Encoding with the x264 codec " の試訳を元に設定を調整した結果、エンコード時間半減。
素材:1.03GB
結果:209.7MB
所要時間:4h40m38(1'17"36, 9.51fps / 3'23"2, 3.63fps)

■QuickTime Pro 7.0.2
■QuickTime Pro 7.0.3(再生可、書き出しは要再圧縮)
名 前 再 生時間 デー タ容量 デー タレート フォー マット V-A
ビデオ 24:36.85 0バイト 0.00キロビット/秒 H.264 0.20sec
サウンド 24:36.65 28.73MB 161.73キロビット/秒 AAC
■mp4info version 1.2
Type Info
V-A
video 264 1476.850 secs 1024 kbps 640x480@23.98fps 0.20sec
audio MPEG-4 AAC LC 1476.650 secs 163 kbps 48000Hz

■V設定(MEncoder)
'/Library/Application Support/ffmpegX/mencoder' ¥
${iFN} ¥
-ni -nosound ¥
-ovc x264 -x264encopts ¥
threads=2:me=3:bitrate=1024:qp_min=16:qp_max=51:i4x4:frameref=5:subq=6:¥
keyint=120:cabac:deblock:nob_adapt:bframes=1:turbo=1:pass=1 ¥
-passlogfile ${iFN}.mp4.log ¥
-vf pullup,softskip,crop=704:464:8:8,¥
scale=640:480,hqdn3d=4:3:6,pp=l5,harddup ¥
-sws 9 -ofps 24000/1001 ¥
上記は2パスの1stのみ。2ndはturboを抜き、 pass=2にしただけ。
公式ドキュメントにme=4は実用的な速度にならない。とあったので、3に削減、またframerefも5に した。
この速度なら、Bフレーム関連オプションをがしがし試したり、QT7でトラブった時に設定を変えて試すのも多少楽。
エンコード末尾の情報は以下。
x264 [info]: slice I:491 Avg QP:20.77 Avg size: 22886
x264 [info]: slice P:17875 Avg QP:21.05 Avg size: 7302
x264 [info]: slice B:17043 Avg QP:23.35 Avg size: 2771
x264 [info]: slice I Avg I4x4:50.5% I8x8:0.0% I16x16:49.5%
x264 [info]: slice P Avg I4x4:8.6% I8x8:0.0% I16x16:11.3% P:50.5% P8x8:2.8% PSKIP:26.8%
x264 [info]: slice B Avg I4x4:1.6% I8x8:0.0% I16x16:5.2% P:23.2% B:8.5% B8x8:1.5% DIRECT:4.2% BSKIP:55.8%
x264 [info]: kb/s:1023.8
実写はこの素材が初なので、x264の結果はなんとも言えない。
30000/1001カメラ撮影素材にpullupを使うのは惜しかったが、filmdintでは素材でインタレ縞が見える部分に輪郭が泡立つような細かい、しかしくっきりとしたブロックが出た。
だいたい2ピクセル四方くらいの大きさだろうか。僅かでも動く箇所の輪郭に常時ちらちらと出て、不規則に動く。fastやcomb_thresを弄っても消えず、pp=l5やmd、kerndeintも効果無し。ffmpegX版、手許ビルド版とも同様。先のエントリでx264のin-loopフィルタとはコレの事だろうと書いたが、違った。filmdintだった。
xvidではそんな事なかったのでてっきりそれだと思ったのだが。
已む無くpullup使用。単純にl5やmdで済ませるよりは奇麗だが、時折インタレ縞が残る。

■A設定(ffmpeg)
■mux設定(mp4box)
'/Library/Application Support/ffmpegX/mp4box' \
-fps 23.97602398 \
-add ${iFN}.264 \
-add ${iFN}.aac.mp4 \
-new ${oFN}
-fps を割り算で24000/1001の数字にしてみたが、A/VSyncの改善に効果なし。mux中のターミナルの表示も
AVC-H264 import - frame size 640 x 480 at 23.976 FPS
だったので、意味なかったようだ。

■その他
雲仙の火砕流跡地から発見されたTVカメラの中のビデオ テープの復元映像。
灰まみれ、ところどころ熱で縮んだテープから絵を出したおじさん達の手腕にはたまげた。
撮った人たちの事を考えるとわりと重い内容でもあるのですこし頑張ってみたのですが、ちょっと悔いが残りますね。
posted by ばる at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 圧縮日記264 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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