2005年05月29日

-vf filmdint その2

ケロロ軍曹オープニング(5/27放送分)でいろいろ実験した結果、

-vf filmdint=comb_thres=48 -fps 29.97 -ofps 23.976

あたりが妥当な感じだった。オプション抜きのfilmdintで気になったインタレ解除漏れは結構減り、特に一カ所残った歌詞テロップの縞は完全に取れた。ただし、根絶はできていない。その他のオプションは、効果もあったが、得失のバランスが良くないと感じた。「失」の部分は輪郭(アニメの母線)がジャギっぽくなる副作用が大きかった。

 ハナシが逸れるが当方はこの素材をアニメエンコードの指標にしてる。元々アニメのオープニングは動きが激しく、ディテイルも細かい。といってオープニングに合わせすぎると本編に悪影響が出る事もありえるが、その点、この素材は毎回本編のダイジェストが付くので便利。

 ここにkerndeintをかぶせればインタレ縞は完全に取れるが、代償として、動く部分の輪郭が一瞬、ジャギっぽくなる。動きの少ないシーンでは目に留まらず、完全に静止した場面はfilmdintに匹敵する綺麗さだが、反面、僅かでも動きが連続するとジャギが目に留まり、激しく動く映像ではpp=mdと大差無い事もある。元来は単独で使う事を想定していると思われるので、

 filmdint=comb_thres=48,kerndeint=10:0:0:0:0 -fps 29.97 -ofps 23.976

として、10(=デフォルト値)の部分を増やしてみた。数字を増やすとインタレノイズの検出感度が鈍る。鈍らせればインタレ縞根絶かつ、ジャギを最小限に押さえられるポイントが見つかる筈だ。

 50:インタレ縞そのまま、ジャギ有り、、、、いきなし挫折w。
 30:インタレ縞やや減、ジャギ有り
 20:インタレ縞根絶、ジャギ有り

 特にこの素材では、冒頭にバイクに乗った女の子のアップ(上下に細かく振動している)があり、そこで描線のジャギが目立った。このシーンは冒頭のfilmdintではジャギらない。つまり、kerndeint君は当方の目に見えないインターレースノイズも検出して加工してくれるわけで、偉い。偉いんだけど、当方の目に映るインタレ縞は取ってくれない、、、、って事で、ここはfilmdintのみで行かせて頂く事にする。filmdintでオプションを弄り過ぎてもジャギは出るが、これよりは控えめなので、そちらをいじり倒した方が綺麗であらふ。

 尚、kerndeintの他のオプションは効果が無かったためここでは言及しない。面白かったので別エントリーにすると思う。

【まとめ】
 filmdint;
  インタレ解除をミスるケース有り。根絶は困難だが、全般に綺麗。
  当面、filmdint=comb_thres=48をデフォで使ってみる。
 kerndeint:
  インタレ解除は完璧。動きの多い映像では輪郭のジャギが気になる事もある。(実写映画でも同様)
  filmdintの解除ミスが激しく、オプションと格闘する暇が無い時はこれを付加する。

 完璧なインタレ解除は不可能とする説もある。インターレースの理屈は知らないのでまぁ、どっかに限界はあるのだろう。
posted by ばる at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | mencoder | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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