2006年07月02日

古川 享 ブログ

【概要】頑張って読んだ。
元 マイクロソフトの偉い人。「古川 享 ブログ」に「放送・通信の在り方に関する、私見」とゆうシリーズ記事が有る。
長い。読んだ事は読んだが、要約するチカラが無いので勝手に目次つくってみた。面白いっすよ。「私の履歴書」みてぇ。
  1. 放送・通信の在り方に関する、私見
    1. 2006年06月02日(報道発表)総務省「通信・放送の在り方に関する懇談会」の報告書案に対 する民放連意見について -- 社団法人日本民間放送連盟
      ※無断リンク禁止との事で古川氏は言及のみでリンクしていない。
  2. 放送・通信の在り方に関する、私見その2
  3. 放送・通信の在り方に関する、私見その3
  4. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その4
  5. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その5
  6. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その6
  7. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その7
  8. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その8
  9. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その9
  10. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その10
  11. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その11
  12. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その12
  13. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その13
  14. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その14
  15. 放送・ 通信の在り方に関する、私見その15

古川さんの夢はこういうものらしい。
「ブロードバンド経由でも、テレビ放送をリアルタイムで観れるようにしてください。」
「もし、大阪や地方だけで提供している番組も番 組提供者と視聴者がそれを望むのであれば、別料金がかかったとしても地域に限定せずに観ることが可能にしてください。」(大阪のみで阪神タイガースの延長 戦がテレビ放映されていれば、全国放送の番組終了後も試合の最後まで楽しめるでしょうし..札幌でしか観れないローカル番組を東京でも観たい、日本のテレ ビを海外滞在中も観たいと思いませんか?)
思うます思うます。
TV番組をそのままIPで流すサービス(IPマルチキャスト)は、国外では既に始まっているが国内では商慣習(出演者や作曲家全部の許諾を得てからでない と編集すらできない)により困難な状況が続いている。欧米韓中に日本だけ取り残されてますよと言う事らしい。やっぱ中も入りますか。侮れん。
ホリエモンや村上氏が健在な らココに手ぇ突っ込んだだろ〜にな。
民放連殿は、地域を限定しない地上波放送のIPマルチキャストの再送信に反対されていますが、それは地 方局の存続に関わると言いながら、地方局がキー局の 番組を二次利用して再送信することを抑制しているという無限ループに入っています。 
てな感じで思い切った発言が続く。やんちゃさんだわ〜
著作権侵害は許されないとした上で、、、
「スプーの絵描き歌」を含むNHKの放送番組を放送後に閲覧しようとしても、個人が録画する以外に放送され た番組を眼にする機会が全く無いということは、何か改善の余地はないのでしょうか?
〜中略〜
番組アーカイブをネットワーク上でオンデマンド再放送をテレビで鑑賞する、ダウンロードして家庭のAV機器、PC、iPodやPSPのようなポータブルデ バイスに記録、再生することが可能になれば、新たなビジネスを産み、なおかつ著作権の侵害を防ぐ抑制力にもなり得るのではないでしょうか?
一日中、大河ドラマばっかのURLとかあったらちょっと大変だと思う。父が。刑事コロンボ「別れのワイン」とか、「電子立国日本の自叙伝」とか好きなとき に見れたら大変だと思う。父が。
放送と通信の話で、何故EDLINの話なの?と首を傾げている方、このブログをアップしようと思い立ったキッカ ケは著作権の侵害だけではなく、放送を通じて提供される放送内容によってはたった13秒間のNHKニュースが人間一人の一生を狂わせ、当のニュースを配信 した張本人は批評も受け付けず、その報道内容を正すことも、対置する意見を発表する場も与えず、報道内容がどのような影響を個人に与えたかも感知せず、高 らかに「報道の正義」と「放送の使命」を掲げておられる姿に一石を投じたく思った次第であります。
というわけで、その一石を投じるエピソードが語られている。つうか、はっきりとNHKに「権力者の腐臭」を嗅ぎ取ってるように見える。
てなわけでNHKに肚に据えかねるものをお持ちらしい。

BBCの事例紹介
「もはやBBCは、テレビとラジオあるいはある種のニューメディアを対象にした一放送事業者と考え続けては いけない。我々は公共サービスを、どのようなメ ディアにも、どのような視聴者にも望むものであればどのようなデバイスであっても、家庭であろうがモバイル環境であろうが提供していく覚悟がある。」
個人的なハナシで恐縮だが、一人称を絶対省略しない英文を訳すのはいつも気を使う。そうか、思い切って略してもいいのか。でなきゃ読み難いもんなぁ。

国内に対しては厳しいお言葉が続く。
BSデジタル放送の標準化の議論の中では放送業界の慣習を死守する、インターネットで標準化が進む潮流を意 図的に無視するということがありました。その結果以下のような議論がBSデジタル標準化委員会(当時郵政省の懇談会)で活発な議論が交わされたにもかかわ らず、結果としては全てが無視されBML言語が規定されたのでした。
げ、BML(データ放送やインタラクティブ番組に使う言語)が日本語しか表示できないとは知らなんだ。コンテンツ輸出する気あんのか。

読み物としての白眉は放送・ 通信の在り方に関する、私見その9
今となっては、720pや1080pのプログレッシブ方式はプラズマや液晶テレビとの親和性、映画やCGな どの映像制作に有利なバリアブル・ピッチによる撮影、パソコンによる編集や再生環境においてその優位性を疑う人は居ないと思うのですが...1998年か らこの1999年5月24日までの間、この720pを日本の放送業界から抹殺しようとする「ありとあらゆる活動を展開した集団」がおり、その軋轢の中で多 くの人が傷付き市場から去ることになったのでした。
「集団」とはNHKの事っぽい。なかなか手に汗握る「私の履歴書」っぷりの後で、
「崇高な放送の世界を邪悪な世界に引き込もうとしている」と..多くの人が同席する会議の場で私は名指しで 糾弾されたものです。
 いくら自分の仕事に誇り持ってても崇高とは言えないぞオレわ。言った瞬間に自省能力を損なうもの。オレに取っては「自分は腐敗してます」っていうのと同 義だ。うーん。これは、、、言われたら一生忘れられないよなぁ。 パソコンの未来を信じて無名の会社に賭けた青年古川さんとしちゃ、さぞ悔しかっただろう。何世代も前の人が作った大企業のカンバンを、自分と同一視して疑 わない人々の腐臭を、なによりも嫌悪したに違いないよ。

放送・ 通信の在り方に関する、私見その10にはビビって、ここに追記しようかと思った事 が有るんだけど、
「地上波デジタルの実験放送を開始してみたら、思うようにビットレートが上がらずビル影の影響などを考慮す ると、安定して受信できるビットレートは15Mbps程度であることが確認された。」..このままだと、BSデジタル放送のハイビジョン放送は綺麗なの に、地上波デジタルってあまり綺麗じゃないってのが、バレてしまう...それならば... バレないように、BSデジタル放送の送出ビットレートを下げて、地上波レベルの映像品質に落としてしまえば、どちらも同じように見えるに違いない!! は いっ、それが今日のデジタル・ハイビジョン放送の真実なのですって...
MPEG2,15Mbps。SDでよければウチのCaptyTVでも録れます。それでHDTV。いーのかそれわ。

放送・ 通信の在り方に関する、私見その11
NHK懇談改の最終報告書の中に記された「誰 もが安価に参加しうる番組の制作と送出は、情報と文化の質的低下を招 きかねず、視聴者ニーズを個別に把握する双方向技術は、商業主義の過剰な浸透につながりかねない。」「NHKの民営化や有料放送化は、すべきでない」 「チャンネル数の問題」などという論点は竹中懇 談会で議題に上ったことを曲解し問題の本質を他の議論にすり替えて語っているように感じられます。読めば読むほど懇談会に参加されている委員の方からでて きた言葉なのか、NHK関 係者が自ら作文したものなのか、理解に苦しむところであります。
 なにが文化でなにが上質かをNHKに決めてもらおうとは思わない。制作手段が容易に調達できるようになれば質の低下は起きる。でも、そういうものは自動 的 に淘汰されていくとおいらは信じる。
 誰もが安価に購入し得る印刷聖書の出版は、キリスト教の質的低下を招いたのかな?
 まーうなぎ弁当にもハイヤーにもタクシー 券にも疑問を持った事が無いのだろうなぁ。
 なにしろ「崇高な放送の世界」にいるのだものなぁ。当然だよなぁ。

 やべぇ。ホリエモンと村上ファンドがルターやカルヴァンに見える。


そういやビデオジャーナリストって職業がなかったっけ?
ハンディカム一つでドキュメンタリーだ調査報道だかやるジャーナリスト。ポッドキャスティングでアレ、できるよなぁ。
タグ:地デジ
posted by ばる at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ノイズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> そうか、思い切って略してもいいのか。でなきゃ読み難いもんなぁ。

文芸書の翻訳では「翻訳調」を回避するための定番のテクです (^^)

技術関連の翻訳文章では、論理性を重んじるためかガチガチの直訳的日本語が選ばれるシーンが多いみたいですね (^^;

シックリ入ってこないためたしかに読みづらいのですが、
理解しようと細部を辿るように読むことになるので、
かえって記述を鵜呑みにしないという利点があるかもしれません (^^;

それはそうと、地上デジタル完全切り替え&アナログ端子廃止の頃には、
たぶんPSE法のときと同様、大騒ぎになると私は予測しています (^O^;

TV CMも「アナログからデジタルへ」と叫ぶばかり、
「今のテレビは使えなくなります」ときっぱり事実を知らせるCMは皆無のまんま。
Posted by 華氏なんたら度 at 2006年07月02日 15:35
有り難うございます。なるほどそうでしたか。
自分の訳文を後から読み返すとこれで理解できるのかと不安になる事があるもので、、、。本人は原文思い出せるからいいんですけども。

地アナ廃止が土壇場で騒ぎになる事は同意です、、、いや今からでも騒いどいたほうがいいかもしんないと思います。

http://htffmpegx.seesaa.net/article/19421405.html
にも書きましたが、実は旧体制の人たちほんとうは何も変えたくないのじゃまいかと思います。理想や志があるなら、汚い話はあまりオモテに出てこないんじゃないかと。
Posted by ばる at 2006年07月03日 03:23
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/20134120
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。