2006年01月01日

2006年の計画

【How to Use ffmpegX 2006年 行動計画】
Mac OSXに於ける、QuickTimeに依存しないカジュアル・エンコード/視聴環境を捜索し、案出し、紹介する。
  1. は じめに
  2. How to Use ffmpegX 2006年 行動計画
    1. 概況予想
    2. 個 別事象予想
    3. 年間目標
    4. 第1四半期行動計画

は じめに

「エンコード」のカテゴリ分け
ここでは「エンコード」という言葉を目的別に分けてみま す。
このブログで扱うのは、下表の中の「カジュアル・エンコード」です。
毎回「TVキャプチャとDVDバックアップにおいては」な どと書くのが煩瑣なので、仮に分類してみました。
モ バイル・エンコード iPod・ PSP・携帯機器向け 最大320x240
(76,800ピクセル)
カ ジュアル・エンコード TVキャプ チャ・DVDバックアップ 最大720x480
(345,600ピクセル)
ハイカジュアル・エンコード 同上
rawYUVやhuffyuvなどの中間生成物を使う
同上
ハ イデフ・エンコード ハイビジョ ン・次世代DVD解像度 それ以上 (知らない)

今更言うまでもありませんが、 Macが「映像に強い」というイメージはカジュアル・エンコードには当てはまりません。最弱です。AVIを土台とする多彩なツール、フィルタ、無数のコ デックがひしめき合うWindowsが最強です。正確には「らしい」です。持ってないんで^^;。無数のコデックという事ならlinuxこそ本家本元で す。10万円もするような高いソフトはここでは関係ありません。カジュアル・エンコードでそこまでする事もないでしょう。単に、最弱です。

例えばApple-H.264は、表中のハイデフ、少なくともハイカジュアル向けチューンだと思います。画質面での不満は特にありませんが、遅すぎます。 速度調整の余地もほぼありません。実を言えば内部的にはかなりの速度を出しているようなのですが、そこそ この画質とそこそこの速度という「カジュアル向けの妥協点」に調整する事ができないと言う事です。QuickTime上でオールラウンドに安定して使える インタレ解除、デノイズフィルタが見当たらない事も障害です。高いソフトと機材を揃えられるセミプロ向けチューンなのでしょう。

ハイカジュアルでは、とても優秀なインタレ解除やデノイズが使えますが、巨大な中間生成物(1分で1GBとか)を必要とします。これはそれなりの覚悟と ディスクコストが要ります。慣れればどうと言う事は無いかも知れませんが、敷居が低いとは言えません(ターミナルでMEncoder使ってるヤツが言う事 じゃないですけど)。

カジュアル・エンコードの理想はiTunesのCDリッピング。実時間以下の速度とまずまずの画質。複雑な工程は無用です。あくまで理想です。え?未来技 術なんだから今文句言うな?黙って待ってても来るのは老眼くらいのもんです。多少とも近づく為に、なんかできる事ねぇかなっつうのを考えてみたのがこのエ ントリです。つったって、ど素人の戯言ですが、よろしければおつきあいください。
なお、以下の2項目が実現 or 同等の状況が出現した時点で、このエントリは無意味化します。
  • Apple-H.264のISO-MPEG4(AVC含む)規格の完全サポート、並びにパス数指定対応・または x264/Xvid AVC QTコンポの登場
  • JES_Deinterlacerのcocoa移植・ユニバーサルバイナリ化、並びに各種QT形式書き出し機能の安定化。

How to Use ffmpegX 2006年 行動計画

概況予想

年頭より、Win界のアーリーアダプタによるQT非互換. mp4(しかしMPEG4 AVC/H.264規格適合)作成が本格化する。
年間を通じ、ノウハウが広まるにつれその数は増え続け、Macとの差が拡大する。MPEG4(SP/ASP)普及期同様、一部で無益な軋轢が生じる。

原因は
  1. Appleの貧弱なMPEG4 AVC/H.264規格サポート
  2. それをH.264の規格名そのままで提供するなどのイメージ戦略
  3. Win界との格差を正面から指摘しにくいMacジャーナリズムの構造

個 別事象予想

XviD AVC登場
1月中旬の予定。Macでの動作・ MEncoderの対応未詳。
3ivxのAVCコデック
噂のみ。時期不明。
XviDバージョンアップ
thread対応により高速化が見込まれる。
MPEG-4 ASPの退場が本格化
Doom9の予測では2007末までにゆっくりとフェード アウト。
intel Mac登場
オープンソースのソフトをビルドする上で負担が減る可能性 大(Darwin x86上ではMEncoderの稼働実績がある)。
逆に、Xcodeに依存しないオープンソースの開発(C++)では只でさえ少ないMac対応能力者が2分される。少なくとも、ffmpegXやD- Visionなどの開発におけるテスト負担は倍増し、遅滞するだろう。これは PPC-Macの存在感が現在のOS9機並みになるまで続く。
QuickTime API整備の効果
下半期には各種コデックの移植が出て来ても良いんじゃない かと、、、。
Apple-H.264の衰退
Doom9は年に一度の コデック比較テストで「お気に入りのAVCコデックで作ったものが再生できないと文句を言う前に、再生ソフトを(QT以外に)代えなさい」と断言。QTのMPEG4 AVC規格サポートはAVC Simple profile+Bフレームという変則的なもので、Main profile対応というには規格外の制限があるとしている(High profileには非対応)。
真偽を 確認する知識はないが、Doom9の影響力からWin界でQT非互換・MPEG4 AVC規格適合の.mp4ファイル作成が加速する。
Appleが打開策を取る可能性は低い。iTMSでコンテンツ流通を押さえた以上、カジュアル・エンコード環境を充実させるメリットがない。
iPodの普及はここでは追い風にならない。既にWinでもMacでも、圧倒的に高速なffmpegベースの変換ソフトが君臨している。
CPUのマルチコア化
現行最速のエンコードCPUはAMD Athronのデュアルコア。2006年中にintelも本格的なマルチコアCPUを投入する。2006年中に4コアCPUが出てくるかどうかは良く解ら ないが、遅くとも年末までには最適化されたAVCコデックが複数出揃う。
CPUに頼らないエンコードの進化
PS3にlinuxがKDE込みで添付され、 MEncoder/ffmpegがそれに最適化(SPEでの分散処理)されればWinもMacも無い。速くて2006末。
現行CPUによるエンコードが一 気に陳腐化する日は遠くないように思う。

年間目標


以上の予測を踏まえ、

Mac OSXに於ける、QuickTimeに依存しないカジュアル・エンコード/視聴環境を捜索し、案出し、紹介する。

手段
1)エンコード情報の紹介
・MEncoder, ffmpeg, mp4box, x264cliなど:経験値蓄積。過程紹介。やりかたのまとめ。
2)プロモーション
・VLC:機能紹介。
・x264QTコンポ:存在の紹介。
3)Win界向けプロモーション
・AVC/H.264.mp4の作成・視聴環境の調査・紹 介。MeGUI、YAMBなど。
4)ソフト開発 力の習得
・シェルスクリプト, C, C++,,,,→ 知識0なんで、5カ年計画でw。

第1四半期行動計画

1)今四半期は、Delay Frameと音ズレ対策に追われ、05/第4四半期中に充分に できなかったものを片付ける。
a)2005 Doom9 codec comparisonの全訳:1月中旬目標
b)MEncoder-x264とQT7との互換性検証:2月下旬目標
c)MEncoder-x264、経験値の積み増し。:随時継続

その他は下記。
1)エンコード情報の発信 2)プロモーション 3)Win界向けプロモーション 4)ソフト開発力の習得
第1四半期 上記1)a〜cの他に、
XviD AVCの情報収集
VLC習得
x264QTコンポ進捗確認
MeGUI,Besweet,Virtualdub(mod)の情報収集
特に
MeGUIガイド。
シェルスクリプトの改善
シェルスクリプト起動GUIの捜索(ある筈)
なんかCの本買う。
第2四半期以降の計画は第1四半期の進捗や世間の状況に激 しく左右されるので、今考えても大した意味がない。
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